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シュティフツ便り 4

今週末は演奏会のためメミンゲンという街へ行ってきます。鼻が通っていないと発音できなさそうな名前の街。ウルム経由でシュトゥットガルトからは電車で一時間半ほどの距離。

Orgel-Punkt-11 
26.05.2018 - 11:00 Uhr, St. Martin, Memmingen
30 Minuten Orgelmusik und 30 Minuten Treffpunkt Empore: Austausch über Instrument und Programm. Thema heute: "Die Aliquoten" Ausführende: Kensuke Ohira, Stuttgart

orgel_front_03.jpg

ドイツのオルガンの演奏会ではほとんどの場合プログラム・ノートというものがありません。チラシもごく簡単なもので、上記のドイツ語の文章そのまま、とてもシンプルです。プログラムは印刷されますが、曲目解説も写真もなく、ところによっては演奏者のプロフィールさえありません。もちろん大きなコンサートシリーズやフェスティバルを持っているような教会ではプログラムは存在しますが、ほとんどの場合は紙一枚に曲目を書くだけのスタイルをよく見かけます。

その代わり、今回の演奏会もそうですが、演奏会前の挨拶の時には僕が自分でプログラムについて簡単にお話をすることになっています。また演奏会後にはその日のためのテーマがひとつ与えられており、テーマに沿ったオルガン見学会も予定されています♪ 「オルガニスト」というとなんだか一人で教会にこもっている、影を背負った非社交的なイメージがあるかもしれませんが、とんでもありません!影っぽさは否定しませんが(湿気?)教会オルガニスト(またはカントール)は、まるで日本ならばコンサートホールオルガニスト、あるいはホールの音楽アドバイザーのようなとてもアクティブで公な存在です。音大にもさまざまなタイプの学生がいましたが、教会音楽科の学生はとにかくよく話します。笑 音大で何か困ったときは彼らに頼るのがいいと思います。(つかまえるのも難しいかもしれませんが…)

シュティフツ教会にてカントールのカイ・ヨハンセンのアシスタントをしていた頃(2015-2017)、特にアドヴェントの時期に開かれている毎日の連続演奏会では、マイクを使った日々の挨拶について『相当』鍛えられました。挨拶、そして当日の演奏者と曲目の紹介、そして翌日の演奏会の案内ー これだけなのですが、 悔しい思いをすることも多く、実にためになる経験となりました。シュティフツ教会の夏の演奏会シリーズもそうですが、ところによっては演奏会後にインタビューが行われる場合もあります。考えていること、感じていることを音楽で表現することも大切ですが、自分の言葉で相手の目を見て説明できるようになるー アシスタント時代の大きな課題でした。

最近は毎日の礼拝奏楽(+洗礼式、結婚式)に加えて、Cクラスのオルガンレッスン、そしてオルガン見学会も僕の仕事のひとつとなっています。合唱指揮を通して学んだ語法、マイクによる挨拶を通して学んだ進め方、すべての経験が今日に繋がっていることを感じています。

大平健介
HP
https://kensuke-ohira-com.webnode.com/

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プロフィール

大平健介

Author:大平健介
山登りに温泉、落語に珈琲が好きです。

教会音楽家、シュティフツ・オルガニストとして幅広い活動を展開中。ドイツ・シュトゥットガルト在住。
http://kensuke-ohira-com.webnode.com/

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